夢月
「美月ちゃん。準備出来たの?」お母さんが、聞いてくる。

「もうちょっと」 今日は入学式。中学生になる日だ。 お母さんは仕事を休んで、入学式に出てくれる。 「お母さん。準備終わったの?」 「えぇ。バッチリよ」 さすがに母だな…


「美月ちゃん。A組ね」 「本当だ。また、奈央ちゃん達いる…」憂うつになった。
「亜希君達も一緒よ?」

え? 本当だ 良かった。あたし一人だったらどうしようかと思ってた…

「何?美月ちゃん。亜希君と一緒で、嬉しいんでしょ?」お母さん。意地悪だ。

「そ、そんなことないし。別に亜希とは、何もないから」あたしは、慌てて言い訳する。

「はいはい。お暑いわね~」「お母さん」

あたし達は、お互いに好きなのに、まだ気持ちを伝えてなぃ。

中学生になったら、恋くらいしたいよ……

でも……あたし達は。どこに行くのだろう…
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