守ってあげたい 〜伝染〜
「やっと笑った。泣いてたら早希も悲しむから笑ってたほうがいいよ真澄」

「そうだね……うん」

ようやく元気の出てきた真澄を家まで送り届けた晶は、そのまま帰れば利那と鉢合わせしそうな気がして公園のベンチに腰を下ろした。

「はあ……お兄ちゃんを取るなって言われてもなあ。お義姉さんがもっとしっかり、お兄ちゃんをつかまえとけばいいんじゃない。私に八つ当たりしないでよ」

溜息混じりに愚痴をこぼす。

他にする事もないので晶は携帯を取り出し、久しぶりにタクヤを呼び出した。

数分後に返信が届き何時ものサイトで待ち合わせをする。晶が入室して数分後にタクヤが現れた。







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