●罰ゲームの会●
脱!家政婦
ジャーン…


ミタカさんのストロークが辺りに響き渡る


そろそろ時間だ


イベント会場は、次第に薄暗くなっていく


ミタカさんたちがライブをする場所には、ダウンライトが仕掛けてあり、彼らの表情がぼんやり映し出される


ミタカさんはといえば…さっきから何回か深呼吸をしつつ、だんだん伏し目がちになっている


大丈夫かな…


そう思ってると、おもむろに彼が顔を上げ、私をキッと軽く睨む


「オイ、そこの女」


え?何っ、私?!
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