流星群【短編集】
翌日は日曜日で。
多江と亮佑は、多江の職場近くのコーヒーショップで落ち合った。
『昨日はごめんなさい』
神妙な面持ちで、開口一番に謝る亮佑を多江は可愛いと思う。
一晩眠って、腹立たしい気持ちは消えていった。
次のステップは、許すこと。
『もう怒ってないよ。私も昨日、メール返さなくてごめんね』
多江も素直に謝る。
これで仲直り。
二人の間で、この話はもう終わりだ。
けれど。
珍しく亮佑が話しを続けた。
『あのさ、昨日のお詫びに連れていきたいとこある』