6years
ポタポタ………
私の目から涙がこぼれた
「……みーくん………」
私の涙声が狭いワンルームに溶けて消えていく……
「ねぇ…みーくん……」
涙は次々こぼれ落ちて……
胸は張り裂けそうに痛い
「逢いたいよ……みーくんっ…」
泣かないでがんばる
そう約束したのに ごめんね
春、桜を見ても
夏、花火を見ても
秋、高い空を見ても
そして冬
積もる雪を見ても………
想うのは みーくん
君のこと だけです
だから ごめんね
今、泣き止むから………
あと少し もう少し
みーくんを想って泣かせて…
そうしたら また
がんばって自分の人生
1人で歩いていく