野球男子


「…冬矢君、どうしたの??なんか元気ない…。」


「あ…バレた??」


バレるよそりゃ。


冬矢君超わかりやすいもん。


「…で、どうかしたの??」


冬矢君は、ため息をついて答えた。



「実はさ…
  洸の奴…。」


坊主のことか…。



「…俺、昨日洸にいつものように話しかけたら、すっごい睨まれてさ。
  んで、どうかしたのか??って聞いたらほっとけって怒鳴られた。」














< 203 / 279 >

この作品をシェア

pagetop