野球男子




「……お前がそこまで言うなら…わかった。
 行って来い!!」





岡田先生が力強く言い放った。





「坊主…。」






「…俺、ホームラン打って帰ってくっから!!」







坊主はアタシにそう言って優しい手で頭を撫でる。





「…じゃあ行くわ…。」






坊主がグラウンドへ行ってしまった。










< 271 / 279 >

この作品をシェア

pagetop