星になるまで

「これはシュンが死ぬまでにドでかい事する約束だ」
ケンがそう言って威張った。
「だからって何で風林火山なんだよ?」
チュウが煙草で紙に指差した
「だってシュン、風林火山見てたじゃん」

「・・・」

俺は黙るしかなかった。
昔、俺は風林火山を見て
マネしたくなったから屋形船に
火を着けようとした。
そしたらアイツらが止めた。

今じゃ恐ろしい事だ

「けど…カッコいいんじゃね?」
ダイの目が輝いている。

「シュンがいいならいいけど?」
「作戦に大が付いちゃ…しないとなぁ(笑」

俺はこーゆう作戦が好きと言えば
好きだ。

「俺…してみよかな?」
この言葉しか頭に無い。

「じゃあ…やるか!!」

まじかよ…
なんか夢とかどーでもよくなってきた。
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