ギャル恋


「おはー。」


アタシはいつも通り、一番仲良い玲に電話する。



『おはよー。つか今日暑くねえ?キャンセルだわ〜。』


「えー?真面目?アタシ、玲居ないと普通に浮くんですけど…。」


アタシはドタキャンするという玲の言葉に、機嫌が崩れていく。


『大丈夫っしょー。あいつらしいアンタのこと大好きだっつーね。安心しとけ〜。』


のんびりで気分屋な玲。

助けられたり困らせられたりの繰り返し。

でもやっぱり、玲がいなきゃ楽しみが半減する気がする。
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