大好きな気持ち
「遅れてごめんなさい!!忘れ物取りに行ってて…」


「そうなんだ!じゃぁ、とりあえずストレッチとかして!」
「はい!」

嘘ついたときは罪悪感があったけど、無事に部活も終わって、玲の質問攻めにあった…


「誰だったの?」


名前聞くの忘れてた!


「わかんない。名前聞くの忘れてて…」

「凜は大事なところ抜けてるよね(笑)で、何の用だったの??」

抜けてるって…

確かに昨日も名前聞くの忘れてたし、いつも大事なところでミスするけど…

「後輩に告白された…」


「また?」


また?って…

昨日は同級生じゃん!

まぁ、いっか…

「うん…」


「返事は、断ったんだよね?」


「うん…」


「凜今モテ期かな(笑)2日連続だもんね…」


「たまたまだよ!」

「そうか!凜は常にモテ期だったね。忘れてた(笑)」

私そんなこと言ってないよね?

「何言ってんの?違うよ!」


「今まで、凜が告白をスルーしてただけで、告ろうとしてる男子いっぱいいたんだから!」

なっ!//

反省してます…

「でも、私男子とあんまり話さないのになんで、後輩とかも私の事知ってるんだろ??それに、好きって…なんで?」
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