大好きな気持ち


全部聞いて私の心はスーっと軽くなった気がする。


龍斗君の気持ちが痛いほどわかるから、気づけば私も涙を流してた。


「えっ?ちょっ!なに泣いてんだよ…」


すごい焦った様子で涙を拭ってくれた。


そんな姿に笑いが込み上げてきて、


「クスッ」


「は?」


龍斗君は唖然としていた。


「全部話してくれてありがと。

私も龍斗君が女の子と話してたらイライラするし、束縛もしたくなる。


だから、気持ちわかるよ…


でも、目も合わしてくれないし喋りかけてもくれなかったから、悲しかった…」


「ごめんな…


でも、俺寝たフリして凜を見つめてたんだぞ(笑)」


え?嘘…


私も寝顔見つめてたよね…


じゃぁ、見つめ合ってたってこと??


スッゴい恥ずかしい//


「もぉ離さないから。覚悟しとけよ(笑)」


龍斗君の口からこんな言葉が聞けるとは思わなかった。


「私も絶対離れないから!!」


「当たり前。


ってか、ここきれいだろ?」


でた!俺様龍斗君(笑)カッコいぃ…


< 157 / 254 >

この作品をシェア

pagetop