大好きな気持ち


「私、凜ちゃんのファンなの…」


ファン??


って…


えぇ~~!!??


いや私芸能人でも有名人でもないのに…

なんですか?それ…

おばさん、顔赤くして俯いてるし、恋する乙女みた~い★

かっわいぃ~!


じゃなくて…


「えっ??どういうことですか?」


「そのまんまよ」


って言われてもなぁ…


「はぃ。ありがとうございます!」


「凜。状況わかんないでしょ(笑)」


ナイスタイミングで出てきたよ。玲。


「ぅっ…うん」


「あのね、凜は自覚してないけど、凜はここらへんではかわいいって有名人なの。それで、学校でもファンクラブがあるんだけど、それ以外にお母さんみたいな主婦が入ってるファンクラブもあるの。で、お母さんはファンなわけ!わかった?」


わかったけど、嘘だぁ…


「「嘘じゃないわよ」」


「えっ?」


また声に出てたか…

でも、ファンクラブがあるなんて知らなかったな…


しかも2つも!びっくりだよ。


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