どりーむオークション






私は毎朝学校へ行くと、いつでも触れるように机の中にケータイをしまっておく。


これで学校に置き去りにしてしまうのは何回目だろうか。




そんなことを考えながら私は学校へ行こうと玄関を開けた。



一歩踏み出したが私は足を止めた。





外はあの封筒のように暗闇に包まれていた。



今何時?!



急いで部屋にもどり時計に目をやる。


「じゅっ、11時?!」


いつの間にこんな時間が過ぎたんだ…




< 20 / 63 >

この作品をシェア

pagetop