ショート・ミステリーズ!短編集その2
ミステリーのことを
よく知らない僕は
法医学大辞典で
勉強したが、
よくわからなかった。
恥ずかしいから、
部屋に
鍵を掛けたけど、
勘のいい君のこと
だから、わかった
だろうけどね。

シンプルに、暗闇で
首を絞めながら、
こういうのさ、
『お誕生日
おめでとう』って。
これでいこうと
思った。

ミステリー馬鹿な
君だから
喜ぶんじゃないかな。

頼りない僕だけど、
精一杯君を守るから、
ずっと一緒に
いようね。


(この手紙は、君が
40歳になった時に読み返す予定)

信次




……。


手紙を読み終えた
三津子はビリビリに破き、両手で顔を
覆った。


……馬鹿はどっちよ。

どれだけ馬鹿正直
なのよ。


あんたが馬鹿すぎて
涙が止まらない
じゃない。






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