片想い×片想い
◆想い◆
『香月

そんなの書くのに何分かかるの…?』



るいのその一言でフッと我に帰った。



『え?』



日誌を書く手が止まっていた。



『あ、日誌…』



そっか


日誌を書いてる最中だったんだった。




『…瞬のこと

思い出してたの?』


るいは鋭い。




『まぁ…そんなとこ』



ボーっとしてるあたしに

代わってるいが日誌を書いてくれた。






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