先生はホスト!?
先生は次の休み
私の家に引越しをしてきた。

「真由。
寝室は卒業するまでは
別だからな。」

「分かっているよ。
鍵掛けて寝るから。」

「お前な。俺を信用しろ。」

「嫌だ。信用なし!!」

笑いながら作業をしていると
先生が言った。

「真由。久しぶりに笑ったな。
最近見たことなかったから。
真由の笑った顔を。」

「そうだね。
恵子さんが亡くなってから、
笑う事がなくなったかも。
先生のおかげだよ。
また笑う事が出来たこと。」

そう、恵子さんが
助けてくれたと思う。

私に笑顔を取り戻して
くれた事に感謝をする。

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