恋愛クリニック部【修正中】

最初で最後のデート



「うわっ!!待ち合わせの30分前!!
…浮かれすぎ?」


今日は、彼とデートをする日だ。

私は、早く待ち合わせ場所に来てしまっていた。

「服装、変じゃないかな?」


部屋の鏡で全身を隅から隅までチェックしたが、どこか不安に感じる。


私は、今日の計画を思い浮かべた。




『実は、地元の友達と話しているうちに大見栄をきっちゃって彼氏がいると嘘をついてしまい、その友達と今度ダブルデートをすることになってしまって困っている。

そこで、宮城君に彼氏の役として来てもらい、一緒にダブルデートしてください。』


これが私が恋愛クリニック部に相談した内容だ。


だけど、地元の友達やダブルデートって言うのは嘘なので、そこをどうバレずにフォローするかというと…この間相談した友人だ。



宮城君と会った時に、その地元の友達の振りをして、私に電話をかけてもらってダブルデートは中止だと言って貰う。


そこから、私たちのデートが始まるのだ。




完璧!!
まさに完璧だ!!!
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