繋いだ手を離さない
俺は西條恭介を睨みつけ口を開いた


「西條財団は『人』探しで忙しいのか?」


西條の顔が険しくなり怜哉を睨んだ


「どういう意味だ」

「だから、うちの秘書が言っただろ。社長に話があると。これだけ言えばわかるだろ」

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