【短編集】communication
そんな考えの私に告白じゃなくプロポーズしてきた。


きっかけは、飲み会。


成人になった同じ大学の人たちで集まった。


はじめは、10人ぐらいの予定が倍以上に。


だから、知らない人がチラホラいたんだよね。


そこで、友達の照美の彼氏の光くんから紹介された。


なんか、史也から私を指名されたらしい。


私は、そんなの意識せずに飲み会は楽しんだ。


私は、寄った勢いで番号を交換したらしい。


今は、それを後悔している。


その次の日からメールや電話が毎日来るようになった。


しかも、私になにかを思い出して欲しいみたいだった。


けど、私は意図が見えなかったのでサッパリわからなかった。


そして、彼は何かを決断するかのようにプロポーズしてきた。


バッチシ指輪も用意して。


ホント意味不明。


しかも、それが周りにバレて騒がれ中。


マジで、何がしたいのよ。


だから、最近の私は苛立ち全開。



照美は、知ってるようだったけど教えてくれなかった。


まあ、いいんだけどね。


私が、史也に興味を持たない限り意地でも知りたいなんて思わないから。


今も顔だけの男って、ちょい思ってるから。
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