【短編集】communication
そして、朝。


最後の方は、記憶はなかったけど。


慶太の腕枕で寝ていた。


今日も学校。


辛いが行かなきゃ。


今日行ったら、明日は休みだから。


まだ、時間は6時。


余裕だ。


とりあえず。


私は、家に帰らず慶太の家のシャワーを浴びた。


朝ご飯の準備しなきゃ。


なんかあるかな?


最近、来てないからわからないや。


冷蔵庫をあけると、思った通りだった。


飲み物しかない。


私と会わない間大丈夫だったのかちょっと心配。


私は、仕方ないから家から持ってくることにした。


朝は、パンでいいか。


パンと目玉焼きとウインナー。


あと、ポテトサラダがあったし。


これでいいか。


「夢羽、飯作ったの?」


慶太が起きた。


たぶん、においがしたのかな?


「うん。食べよ?それともシャワー浴びる?」


「飯。」


慶太の寝起きは幼くてかわいい。
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