隣人~キミの隣り~
第6章 重なる気持ち




「何怒ってんの?流羽?」







お店を急に出ていった私を追って輝が私の腕をつかんだ









つかまれたところから輝の熱が伝わってくる









「怒ってなんかないょ…ホントに私に気をつかって高いネックレス買わなくて良いから…」








目線は輝に向けれないまま私はそぅ伝えた










こんな惨めな私を見られたくない









「流羽がいらないなら良いけど…でもやっぱお礼はしたいし流羽の好物のクレープおごったげるょ!!」







輝は私の頭をポンポンと撫でて「行こう」と笑顔を向けてきた






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