【実話】あんなの日記
『ここもつまんなかったねー』

薫も私と同意見。
新歓には何度か行ったが、どこに行っても飲み、飲み、飲み。
くだらなすぎて吐き気がした。

『あんな今度土曜あいてる?』

薫は私のルームメイトだ。
私達は大学の管理する寮に住んでいる。
大学生にもなって門限はなんと10時。
それで2次会も出ずいそいそと帰ってきたわけだ。

まぁ、つまんなかったからいいんだけど。


『なんか学生イベントあるらしいょー六本木のクラブで!なんかやっぱ東京ってすごいよね!』


薫と話してると携帯に着信。

「もしもし」

『おう、どうよそっちの生活は?楽しくてしかたがないんぢゃね?』

「まぁね」


田舎の彼氏だった。
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