‡パルソナ‡ 孤高の唄姫



「それでいいのかよ?」


「え…?」


「だから、それでいいのかって聞いてんだよッ!!」


あたしが荒い口調で尋ねると、目を丸くして見つめてくるライオス。


でも、あたしは興奮が治まりきれず、早口で言葉を続けた。



「何が許されない、だ。自分で勝手に思いこむんじゃねぇよッ!!お前、フィリアの気持ち考えたことあんのか!?


どれだけ、この世に一人残されることが辛いか…」


あたしはギッと歯を食いしばる。



この世に一人残される辛さ





そのことを経験したあたしだからこそ知っている現実。




今まで辛い思いをしてきたフィリアにこんな思いをさせたくない…!!




「この世界中の人たちみんなが、ライオスが生きることを許さなかったとしても、あたしはあんたが生きるために全力で戦ってやる!!



だから……──







生きろッ!!!!!」





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