ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
ハナとユキネの二人はそのダンディーな男を見て驚いた。

『あっ…さ、埼京優一!!』

ハナはダンディーな男埼京を指差して言った。

『こ、こら!!先生に向かって呼び捨てにするうえに、指までさすな!!』

黒いスーツの男はハナを叱った。

『ご、ごめんなさい』

ハナは頭を下げて謝った。

『まあ、良い。しかし、元気なお嬢さんだ』

埼京は笑顔で言った。

ユキネはそんな埼京をじっとにらんでいた。

そんなユキネの視線に埼京はふと気付いた。

『そっちの黒い服を着たお嬢さん、どうかしたかな?』

埼京はずっとこっちを見ていたユキネに尋ねた。

『別に…さっさと行くぞハナ』

そう言って、ユキネは足速にさっと歩き出した。

『あっ、待ってよユキネ!!失礼します』

ハナはそう言って埼京に頭を軽く下げ、ユキネを走って追いかけた。

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