ミュージック・ラブ2〜夜空の下のスノードロップ〜
『埼京があたしの父親だって事を知ったのは小学生の高学年くらいで…その頃から政治家として活躍してたアイツをTVで見るたび、何度もふざけんなって思ってた』

ユキネは少し寂しげな表情を見せていた。

『ユキネ…』

ハナは寂しげな表情のユキネが心配だった。

『アイツはあたしが実の娘だって、気付いてはいなかったみたいだったけどね…。あたしは…あたしは今でもアイツを許せない!!』

ユキネはこぶしを握りしめた。

『ありがとうユキネ』

ハナは突然笑顔でユキネに言った。

『はあ?』

『初めてユキネがあたしに自分の事を話してくれた…、だから話してくれてありがとう』

ハナは笑顔で言った。

『ふんっ、お前に怒鳴ってしまった理由を話しただけなのにお礼言われてもな…』

ユキネは素っ気なく言った。

『う〜ん、ユキネがあたしに自分の事を話したって事は…あたしを友達って認めてくれたって事だね』

ハナは笑顔で言った。
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