私の大好きな人
「佳世ちゃん。学校で
いじめにあっているの?」

「別に・・。どうして?」

「孝雄に雅子ちゃんが言って
いたのを幸雄が聞いていて
私に言ってきたの。
兄貴にいうと困るから?」

「いじめじゃないけど嫌味です。

けど大丈夫です。
毎晩巧と話も出来るし、
寂しくないです。」

私は強がってしまった。

「佳世ちゃん。
兄貴に言いにくかったら
私も雅子ちゃんじゃないけど
話ぐらい聞けるよ。」

「ありがとうございます。
この事は巧には内緒にして
欲しいんです。」

蘭さんに頼んで
一緒に家に帰った。
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