らぶ☆すとーりー 2
毎朝早く会社に行って皆の机を拭く。



隼人だけが気づいてくれた。



そんな私を好きと言ってくれた。



今はその大好きな人の机さえ拭けない。



「おはよう!」



「おはようございます!」



「いつも元気がいいね!」



「はい!それだけが取り柄ですから!」



誰も私の心の中を知る人はいない。



私はいつも元気で笑顔。



これが作り笑いって事に気づく人なんていないはず。







しかし、それに気づく人がたった一人いた。



近藤准一だった・・・。




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