★秘密のイケメン執事さま。★
「ありがとうございました」

係員さんに、頭を下げ、私とタロちゃんは無言のまま、ブラブラとゆっくり散歩
した。




ジリジリと太陽が照りつけて、私の肩をこがしていた。


「暑いね」

「アイスでも食べますか?」


「うん」


タロちゃんは少し微笑むと、売店に走っていった。


私は近くにあった白いベンチに座り、タロちゃんの後ろ姿を見つめていた。




タロちゃん、私たち、このままずっと一緒に・・いられるよね?



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