★秘密のイケメン執事さま。★
「タロちゃんがいなかったら、私、今日、一人ぼっちだったね」

タロちゃんは、氷の入った冷たいアイスティーを出してくれた。


「ミツキ様、寂しいんですか?」



「どうだろう。やっぱなんだかんだいって寂しいのかなぁ・・・」


私はお礼を言って、冷たいアイスティーを1口飲むと、爽やかなレモンの香りが口いっぱいに広がる。



タロちゃんがいてよかった。


親が楽しく旅行に行ってるのに自分一人だけで、お留守番なんて、淋し過ぎるよ。


タロちゃんと2人きりって、ちょっとドキドキだけど。





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