★秘密のイケメン執事さま。★
「美味しいですよ」

タロちゃんの形がいい唇がゆっくり動いた。


「本当・・・に?」


私は頬を赤く染め、タロちゃんをじっと伺うように見上げた。


「ええ。さすがミツキ様」




「良かった」


本当にドキドキしたんだから。


今日はタロちゃんと遠くへお出かけの日。

私はタロちゃんに内緒で早起きしてお弁当作ったんだ。


本当良かったよ。気に入ってもらえて。


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