★秘密のイケメン執事さま。★
潜入
「ここ・・・・って」


「はい、ミツキ様の高校です」


な、何故に高校!?

辺りを見渡すと、夏休みだというのに、部活をしているのか、意外に人が歩いている。


うわー、なんか恥ずかしいな。


私達、こうやって立ってると、恋人同士に見え・・・・ないよね。


シクシク。


タロちゃん、かっこよ過ぎて、全然私と釣り合ってないよね。



ううぅ・・・・・。




タロちゃんは不思議そうに首を傾げて、私を見つめている。



うー、やっぱり、かっこいいよ。


ドキドキしちゃうよ。


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