★秘密のイケメン執事さま。★
「まだ、・・・・帰しませんよ?」

「え?」


私がタロちゃんを見つめると、タロちゃんは、前を向いたままエンジンをかけた。


ハンドルを握る腕を見つめると、男の人の腕って感じでドキドキしてしまう。





「もう少しミツキ様と、こうしていたいので、どこかに寄り道したいのですが。ダメですか?」

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