男前な彼女



--ピーンポーン




5分後。



あたしが、特に何も起こらないなと、思っていたとき、


家のチャイムが鳴った。





え……




まさかと思った。


まさかそんなことが…?



でも……



--バタン!!





「咲夜!!」






やはり、そのまさかだったようだ。





来ちゃったんだね……





余程、急いで来たらしく、息があがり、真っ赤な顔をしている。




上牧はズカズカと部屋に入り、あたしを抱きしめた。




「だからっ!…一人で泣くなって言っただろ……」





上牧……








あんたいっつも偉そうで、俺様なくせに…








なんでこんなに温かいの……?










< 102 / 412 >

この作品をシェア

pagetop