男前な彼女

君はヘタレBOY

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「へぇ～……あの上牧君がねぇ……」



あたしは次の日の昼休み、南に昨日あったことを話した。




上牧が来て、抱きしめられたところまではよかったんだけど……(いや、よくないけど…)



その後はちょっと大変だった……








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「だぁーーーーー！！」




ビクッ！




あたしと上牧は驚いてその声の主に顔を向ける。




しまった……ドアを開けっ放しだった……




そこに立っていたのは……朝陽兄ちゃん……



あたしたちを指差しながら呆然としている。




一番、見られてはいけない人だったかもしれない……