男前な彼女

同じ気持ち




◇*.・゚.・゚.・゚.・゚

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それから案の定、上牧はあたしをなかなか離そうとはしなかった。




30分ぐらいそこにいた後、1時間半かけて上牧の家に到着した。



行きも帰りも自転車をこがせるのは悪いから「あたしがこごうか?」と聞いたものの、「いい」と言って断られてしまった。



でも、最後の方は上牧もすごく疲れてたからあたしは自転車から下りて歩いた。








「ねぇ、何で電話もメールもしてこなかったの?」




ポケットから家の鍵を出して、ドアを開けようとしている上牧に尋ねる。





「…なんとなくだよ。…ちょっとしたこだわり」


「意味分かんない」


「分かんなくていいよ」




開いたドアから部屋の奥へ入っていく。








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