Life gose on
キーンコーンカーンコーン



授業中はなにもなく過ぎていった

「中庭行く?」

魅琴が少し不安そうな目でこちらをうかがった

「うん。行かないほうが怖いし((笑」

私達は笑いながら中庭に行った

「あ・・・。居たよ!」

魅琴が指さす方向を見るともくもくと
一人でパンを食べる先輩

「私達まだゴハン食べてないのにねー・・・・。」

「そーだね・・・。おなかすいたー」

私達はじりじりと先輩のほうに行った

「おっせーよ俺なんかここで2時間まったんだぜ?」

なっ何してたんすか!
2時間も!あー・・。サボリね

「・・・。そうですかマジメですいません」

私は棒読みで先輩に言った

「お前らまだ飯食ってねぇんだろ?
はよたべろよ」

「先輩が早すぎるんです」

魅琴がフフッっと笑いながら私のほうを見た

私もつられてフフッ・・・。

「お前らどうだ?教室ン中じゃぁ普通か?」

「はい。今のところ大丈夫です。」

コクコクとうなずく魅琴

そっか、とパンを食べる先輩

「先輩が協力してくれるなんて意外すぎて
 めん玉ぶっ飛ビームです。」

あ・・・。
変なこ言っちゃった・・・。

「「あははははは」」

魅琴と先輩が声を合わせて笑った


よかったぁ・・。魅琴笑ってる・・・。

この笑顔が私がみた最後の魅琴だった。

ブブブブッ

「?」

誰だ?

私のかな

携帯をチェックする

「私じゃないよ?」

「あっ私だ!!」

魅琴のか・・・・。

「誰からだ?」

そう先輩が言った瞬間魅琴の動きがピタッと止まった

「?どうしたの?」

ハッとしたようすで魅琴がこっちを見た

「えっあっアハハハみ・・・見た?」
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