先生の彼女さま

 「お、思ってなんか…」
 「なら良いんだ…」
 「でも…取引先とか…」

俺がそこまで言うと、父さんは豪快に笑って

 「わはは、残念ながらそこまでに影響はしておらんよ、まぁまだ社員でもないかな」

確かに俺は父さんの仕事(書類整理)を手伝っていても、まだ高梨建設の社員じゃない

それでも時期社長と言われ続けていたことはわかっていた、つもりだ



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