大好き。

知りたくない事実。



次の日、

あたしはまた

グラウンドに居た。


もちろん先輩を見るために。

やっぱ先輩はかっこいいなー


あたしは一人の女の人に

目が行った。


先輩と楽しそうに話していた。

誰なんだろ。


あたしはその場から逃げてしまった。


教室に入っても

ずっと

あの女の人の事しか

考えてなかった。


「今日、テンション引くいな。」

「ぁーぅん。」

「まぁニヤけるよりはマシだけど(笑)」

「何それ。あー先輩彼女いるのかな?」

「そのことかょ。」

「矢野啓はそんな悩みないでしょ?」

「あるわけねーょ。
 お前ぢゃないんだし。
 つーか俺の名前ちゃんと啓ッて呼んでくれる?」

「はぃはぃスイマセン。」

てか、

なんであたしこいつと

話てんの?

あーダメだ。

あたし病気だゎ。
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