恋文〜先生へ綴る想い
「うそっ…!例えばどんなこと?!」
これはしゅーた先生にまた一歩近づくチャンスかもと思い再びたずねると、
「そーだなあ…」
お姉ちゃんは数秒の間を置いて言った。
「実はクソ真面目で怖かったりとか?」
「そんなことなら私も知ってるよ!」
私が言い返すと、おねーちゃんは再びうなった。
「じゃあ、教員採用試験に3回連続落ちている話とか?」
「それも知ってるって…!あー、何かもっと違う情報とかないわけ…?!」
ヤキモキしてきた私に、おねーちゃんは衝撃のひとことを言った。
「なら、素敵な彼女がいるってことは?」
「え…?」
私はその言葉に、瞬時に固まってしまった。
“彼女”…?