白と黒。。。後編。


そこにはいつもと変わらない風哉の笑顔があった



『え…?なんで?』



絢香の口から自然と疑問の言葉がこぼれ落ちた



『良いんじゃない!誰にだって秘密はあると思うよ。』



風哉はまるで気にしない様子で微笑した



全てを知っていたかのように…



絢香はそんな風哉の態度に溜め息にも似た安堵な息を吐いた



『でも嫌じゃないの?』



『何が?』



絢香の問いに風哉が問い直した



『あの…その…』



………
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