禁じられた遊び
「あたし、赦さないよ」

あたしは良太郎を睨みつけた

ママを犯すなんて、赦さない

ママに手を出す男なんて、絶対にゆるさないんだから

「へえ? あんた一人で何ができる?
ああ、それとも九条に頼む?
それか生徒会長サマか?」

ケラケラと良太郎が笑った

「俺は、合意の上でセックスをしている
本当だ
親父はな、見ているのが好きなんだ
甚振られている女を見ていると、興奮するんだよ」

良太郎がダイニングのほうを指さした

そこには、足を組んで座っているお義父さんがいた

「今夜は、桃香が無理だからなあ…残念だよ」

お義父さんが、口を開いた

は?

どういうこと?

部屋であたしが犯されているのを、お義父さんは知っていたの?

見てたっていうの?

何よ、それ……意味がわかんない

「桃香、ごめんなさいね」

「ママ? どういうこと?
ママも納得してるの?」

ママの視線が動く

ソファを見つめながら、こくんとママが頷いた

「信じ…らんない」

あたしだけが、何を知らなかったってこと?

何も知らずに、ママも守りたくて必死に我慢してたの?

ママが望んでたのなら……

あたしの我慢は何だったの?
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