禁じられた遊び
「桃香、荷物を纏めろ」

勇人さんが振り返ると、あたしに向って口を開く

「勇人さんに任せておけば、大丈夫だから」

克波君までも、納得した顔でうなずいている

「あの……」

「深く考えるな
説明は後でしてやる」

あたしは克波君の顔を見る

克波君も微笑んでいる

あたしは二階にかけあがると、自分の部屋に入った

携帯と制服と、教科書類を入れた
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