禁じられた遊び
小山内君はずっと待っててくれている

私の気持ちを第一に考えてくれてる

私ってずるい女だよね

九条家から解放されたいって言いながら、九条家の男に抱かれてお金を稼いで

それでいて、小山内君にも甘えてる

本当はね……桃香ちゃんにも嫉妬してる

どうして小山内君が桃香ちゃんを構うのか…すごく気になってる

心の奥では苛々もしてるの

小山内君は知らないでしょ?

さっきキスしてくれて、ホッとしてるんだよ

良かった
まだ私を想ってくれてるって安心しているの

昨日の電話では、もしかしたら私への想いはもう消えて

桃香ちゃんに向いているんじゃないかって不安になったりもして

でも今は友人でいなくちゃってブレーキをかけてるから、心の奥にしまってるの

小山内君は格好良いから

きっと桃香ちゃんも小山内君を好きになる

もしかしたらもう桃香ちゃんは小山内君を好きになっているかもしれないね

怖いな

桃香ちゃんみたいな可愛い子が、小山内君に告白したら……私は負けちゃうね

九条家に抱かれる女より、まっさらな体の女の子のほうが良いに決まってる

「あれ?
この鞄、桃香ちゃんの?
鞄を忘れて、教室に行っちゃったの?」

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