先生、この気持ちはどうすればいいですか?



「そう、
イケメンウォッチング!」


「……」

「何その
微妙なリアクション!?」

「いや、何と言ったら
いいんだか……」


「ふーん、じゃあ真琴、
私の完璧な作戦に
乗らないんだ」


作戦?

イケメンを見つけるための?


私には優作先生が
いるからなぁ。


「ふっふっふ、
実は、本田のクラスに
中学一イケメンの先輩が
いるんだって!
私は先輩にアピール、
真琴は本田にアピール!」


なるほど。

香織の言う「アピール」が
どんなことなのか
イマイチわからないけど、
悪くない作戦かも。


「どーせ暇だし、
優作先生に会いにいくよ」


「よし、交渉成立。
セクシーにアピールしなよ」

「それは却下。
第一、このクラTで
セクシーも何もないから」

3組のクラTは
おじさん(担任)の写真が
ドアップで
プリントされている、
かわいさからは
かけ離れたもの。



「もう、真琴まで
すっかり乗せられてる。
……まあいっか、
とりあえず私もついてく」


そんなわけで、
私たち3人は
3年6組のベンチへ向かった。
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