☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~



か、カッコ良過ぎる!!



余りに似合い過ぎているスーツ姿に見とれるあたしに、



「そんな、見んじゃねー!」



なんて顔を真っ赤にしている。



「どうぞお上がり下さいねー。」



ってリビングに誘導したあたし。



ソファに座るママの前に義人が座る。



「お茶入れるね!」



キッチンへ向かおうとした瞬間。



「多栄さんと結婚させて下さい!」


頭を下げる姿に心を打たれた。



男らしいその姿が脳裏に焼き付く。


すかさずあたしの胸はドキンと高鳴って鼓動が早くなる。



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