半径1㍍禁止

「じゃあ、頑張ってくれ。」

先生が、満面の笑みで言う。

「ちっ…。」

つい舌打ちをして、職員室を出た。


真美が、手伝ってくれるよね~♪


「え~!!やだよっ!
面倒くさいし~。」

教室に戻り、真美に言ったらこの反応。


「お願いっ!
あたしだって、嫌だしっ!」

「桐斗君にでも、頼めばいいじゃんっ!」


「嫌だよっ!危険だもんっ!

なにさ、散々あたしより純平君
優先させといてっ!」

私が膨れっ面で言った。


「違うよっ!それはね…、」

「両立させるって、言ったじゃんっ!


「…するよっ!両立させるもんっ!」

真美が立ち上がった。


「じゃあ、決定ね。」


チョロいチョロいっ♪


「いーもんっ!
藍衣ちゃん、好きだからっ!」


ありがとーっ!

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