Dearともだち
みんなが睨むように、こっちを見る


あたしの椅子は机の上にあげられ、教科書などが床に散らばっていた





“由樹”


小さな声で祐実の声が聞こえる




「えっ・・・うん」


由樹は一瞬、嫌な顔をした




後ろで6人が、祐実と由樹の会話を笑って聞いている



半いじめ


一緒にいるけど、パシられたり、利用されるだけ










「片付けないと..」


「手伝うよ」

「あたしも」






「ありがとう」


「お互い様だって」



あたしは今、こんなにも友達から支えられている


それを一生あたしは忘れないよ
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