Dearともだち
呼吸をちゃんとしたのか、分からないほど、あたしは夢中に喋っていた


「大丈夫っ!」

あり得ないほど明るく大きな美香の声


「だって奈美は何も悪いことしていないでしょう?
悩む必要なんてないじゃん!!思っている事を言えばいいの。

恐いことなんてないじゃん。今は、クラスにもちゃんと、奈美を支えてくれる人もいるんでしょう?」


涼香のメールが思い浮かぶ



「奈美には見方がいるから。大丈夫。今までずっと思ってた事を言えばいいんだよ!!

明日何時に学校行くの?」

「7時前..かな?」

「その時間、静岡から、あたしずっと奈美を応援してる!!1人じゃないから!ちゃんと奈美には、あたしを含め見方がいるから!!」


力強い声と

鼻をすする音




「美香が泣いちゃダメだよ」


笑いながら言うあたしもつられて泣いた
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