共鳴り
思い出せないほどに多くの人がいて、でも覚えてるのは、俺に共鳴した子だけ。


同じシンパシーを感じて、そしてみんな、寂しい目をした子供みたいやった。


でも、それぞれが生きることを選び、前に進んだんや。


みんながみんな、今、希望を見い出せたかと問われれば、俺にはわからない。


生きることが出来なかった人、辛い別れも山ほどあった。


それでも、だからこそ俺らは、生きなきゃあかんのやと思う。


俺はこれから、理乃と“家族”になんねん。


いっぱい大好きやって言ってあげたいし、孤独なんか感じてる暇もないくらい、あたたかい家庭にしてやりたいと思う。


だけども決してそれは、生き急いでいるわけではない。


優しさで溢れるきらきらとした場所で、これからは理乃とふたり、生きていきたいねん。


簡単じゃないことはわかってる。


綺麗事だと言われたとしても、もう理乃だけを見ていきたいねん。


悲しいのは、十分や。


雨が降ったらふたり、楽しいことをいっぱい話そう。


雨音も聞こえないくらい、笑いの絶えない家庭にして、幸せで満たされたいねん。




愛するって、
きらきらしてる。



例えば満天の星空のように。

例えば真夏の太陽のように。





一生きらきらしたものを探す旅をして、それって宝探しみたいやん。


きっとそれは、最高に楽しいやろうから。









END

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