複雑家族
「美香?離れなさい?」

「え?別にいいじゃない。私は英斗のこと好きなんだし。お母さん、バスローブ。お風呂入っていたの?」

「えっええ」


少し胸元はさらけ出されていて。胸の谷間が見えていた。美香は胸の谷間に視線がいった。





そして、もしかしてこの二人…と変な疑いを持ってしまった。確かにお母さんは若いし。英斗とは義父よりも歳が近い。正直。英斗の方がお似合いなのかもしれない。けれど。私は英斗が好き。………。ちなみにこの文章は美香の心境であります。


「美香」


英斗君は美香に対して何か言おうとしていたが。


「………。英斗。ちょっと私の部屋に来て」

「?」

「勉強教えてもらいたいのよ!ねえ?英斗先生?問題ないでしょう?」





「わかった」

「………」

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